夫と遊んでいない。
もう40過ぎたオバハンが何を言っていると思われるだろうか。
私は遊びたいのだ。
夫は一人でいたい。
ずっと平行線のままだ。
時々じゃれてみるが、スルー。
本気で嫌がる。
そうすると、私はどんどん虚しくなってくる。
そして、情緒不安定に陥ると言ったパータンだ。
そうなると厄介。
夫も私も分かっているはずなのに、この繰り返し。
そもそも普段から会話自体少ない。必要最低限の会話。会話が弾むことなんて子供の事くらいで、日常会話で話していて楽しいなんてことあるだろうか?
要するに、合わないんだろうなぁ。
としみじみと思う。
最近は自分でストップをかけているのだが、やはり虚しい気持ちになる。
これ以上夫に構っても、夫は構ってくれない。
そうすると、夫に相手になるのをやめる。
自分がこれ以上傷つかいように自己防衛機能が働くようになった。
夫はそんな私の気持ちにも微塵も気づかない。
だけど、夜一人で寝ていると涙が出るのだ。
ここ最近はずっと涙が出る。
秋なんだ。
秋の物悲しさと、夫に相手にされない妻の切なさが相まって涙が流れる。
ひとしきり泣くと吹っ切れる。だけど、それまでが長い時がある。
そうすると翌朝、私の腫れぼったい目がますます腫れぼったくなってしまう。
これはいつまで続くのだろうか。
いつか、そんな気持ちも感じないようになるのだろうか。
夫にとって私はただの出来の悪い掃除婦、家政婦くらいのものなのだ。本人は「そんな事ない」と言うだろうが、私からしてみれば、そうなのだ。
楽しい夫婦、仲のいい夫婦、
憧れる。
そうなると夫が憎々しくなってくる。なんで?なんでなんだ?この人は?
食っちゃ寝、食っちゃ寝。ソファでいびきをかいて寝る夫。食に関してだけはマメで、それ以外の興味の無い事には本当に無関心(私を含む)

昨日出かけた時も、言い方の相違で軽く車内で小競り合いになる。そうなると子供達にもイヤ~な雰囲気が流れる。
そうすると、私はフッと気づく。
あ、しょうもない事言ってんな自分・・。
相手にしない方がいい、子供達のために。
そう、子供たちがいないと私たちなんて、とうに破綻しているだろう。
子は鎹とはよく言ったものだ。
