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私が夫の実家に行かなくなった理由。


結婚当初は、足しげく夫の実家へと通っていた。

いい嫁だと思われたい一心だった。

長男の嫁だし、ゆくゆくは介護なども入ってくることは覚悟していた。

もともと田舎生まれの私は、そういった固定観念と言うか、そういうものだという意識が他の人よりも強かったように思う。

実際、母が祖母(父の母)の世話を最後までしたのを目の当たりにしていた。

最後は認知症も入ってきて、本当に大変だった。

そしてウチの場合は、そのような時に実の子供よりも嫁の負担が大きかった。

嫁とはそういうもの、めぐりめぐってそうなるのだと思っていた。

だから頑張らねば。

かと言って、実家の両親の面倒も見たいという気持ちが大きかった。

兄嫁に任せきりには出来ない。

恐らく兄嫁は孫はよく預けに来るが、両親の面倒は見ないだろう。

自分の親だ。自分が見て当然だ。そう思っている。

まだ介護のかの字も始まっていないときに、そう強く思ったのはやはり母の祖母を介護する姿をまじかで見ていたからなのかもしれない。

大変さは分かる。
が、本当の大変さは恐らく分かっていない。

10年以上前の結婚して、まだ初々しかったころの考えだ。

正直、今、そんな気持ちはない。

先月、お盆だったが夫の実家には帰らなかった。

そもそも、呼ばれもしない。逆に行くと言うと”え?”という反応の夫の実家。

そして夫も実家へ行くときは、私に向かって

「実家に行ってくる。」

と言う。

「実家に(一緒に)行こか?」

ではない。

結婚当初はそれを疑問に思っていた。

え?一人で行くの?私は行かなくていいの?それって感じ悪くない?嫁だけ来ないって・・・。

そう思っていた。

だけど、徐々に感じてきた。

夫の実家は私を歓迎しない。

自分の子供たちはカワイイようだが、嫁や婿に対するそれは明らかに違うのだ。

疎外感を感じた。

だったら、私が行かない方がお互い気を遣わなくて済むね。

気の利かない嫁だとか、それ以前の問題か・・。

それぞれ家庭で考え方というものがあり、何が正しいのかも違う。

そういうことなのだ。

実家の母などは、マメに夫の実家には顔を出したげよ~とは言うのだが、向こうが快く思っていないことを母は知らない。説明しても理解できないだろう。

だから私は夫の実家には正月くらいしか行かない。年始の挨拶をして、次は来年だ。

それさえも夫の父は、ちょっとした手土産を持ってきただけで、たらふく食べて帰るだけだ。と揶揄する。

気を遣わざるを得ない。

しかし義姉は手ぶらで来る。それが身内と嫁との違いか。

そして底なしの夫も、夫の実家ではビールが進まない。よっぽど私の実家の方が飲み食いしている。

無口に遠慮なく飲み食いした後は、大の字になっていびきをかいて寝る。全くどっちが実家なのか分からない。

この辺の温度差は、やはり各家庭によるものだし、夫の性格にも大きく影響しているところだと思う。

お互いの価値観の違いというか、どこまで歩み寄れるかだと思う。


もう9月も後半。

きっとあっという間に年末になるだろう。

そして正月がきて、私は申し訳程度に夫の実家に顔を出す。

それでいいとは分かってはいるが、新婚の時の私がこれを見たらどう思うだろうかと思ってみたりする。

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