めちゃくちゃ面白かった本。


時々、図書館から借りてきて本を読む。

この頃は、そんな時間が多い。受験生の長女に気を遣ってだ。

長女が受験勉強をしている横で、ダラダラ過ごすことはできない。テレビなんてとんでもない。

リビングで勉強をする長女は、子供たちがテレビをつけようものなら、そっちにくぎ付けになる。

だから、下の子には長女がリビングにいるときは、くれぐれもテレビをつけないように言い聞かせている。

守られていないことも多々あるが、勉強の妨げになることは極力避けたい。

大事な時期だ。

そんな休みの日。

長女はバレンタインのチョコづくりに夢中だ。

今年は飛ばしてもいいんじゃないと思いながらも、昨日のこともあるし気分転換に好きなことをさせようと思った。

私もなんとなく図書館の本の返却期限が近づいてきていたので、長女は勉強していないが本を読みだした。

その中に

「ヨーコさんの”言葉” じゃ、どうする」

があった。

何故その本を借りたのかも思い出せないが、中を開くと短い文章とそれに合わせたイラストが載っていた。

普通の小説とかではなく、軽く読めそうなものだった。

ふ~ん。

そう思いながら読んでみた。

何ページが読み進めると、

・・・なに、コレ。

めちゃくちゃ面白いやん!!

驚いた。

本を読んで、こんなに面白いと思ったのは初めてかもしれない。なにか私の心に響くものがあった。

なぜこんなに面白いのかと、ビックリしてしまうほどだ。

そして、夢中で読み進める。おそらく10分もかからなかったと思う。

いやぁ~ヨカッタ!!

一人でブツブツと言っている私を見て長女が不審がっているので、教えてあげた。

「ちょっと!この本めっちゃ面白いで!読んでみてよ!!」

長女はチョコづくりの手を止め、

本を読みだした。パラパラとめくって。

ハイ。

とすぐ私に渡す。

「わからん!」

「えええーー!?おもしろいやろぉ~??」

長女には響かなかったようだ。

まだこの本の深さが分からないのだろう。

人それぞれ響くものが違う。

今の私には、この本がえらく心に響いた。

おそらく、私のように40を過ぎた人が読めば多少は良さが分かるのではないかと思う。若い子に言ってもまだわからんかねぇ‥と言ったところだ。

ひさしぶりに感動して、気分が良くなってしまった。

昔は好きなマンガ本などを家に買って帰り、読むとウキウキした。そんな感じだ。読み終えた後の、ああ~面白かった!を久々に味わった気がした。

大人になると、子供のころに感じた感情が徐々に少なくなってくる。日常生活に追われて、ハイハイと済ましてしまう。しなければいけないことに追われて、なかなか自分の楽しみまで追求できなくなってきていた。

でも、今日みたいな時間も大事だよね。

また、違う本が出てたら借りてみたい。さっそく図書館にあるか探してみよう。

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