旧友の身内が亡くなった時。


毎年お互いの誕生日を祝いあう親友がいる。

中学校の時からの知り合いなので、かれこれ20年程になるのか。

お互い結婚して、子供が出来、忙しくしているうちに会う回数も減っていった。今は年に二回、お互いの誕生日付近にランチするくらいだ。

独身の頃は、気が向いたら

「今日晩御飯食べに行かへん?」

と、よくご飯に誘っていた。それだけ自由のきいた生活が送れていた。

結構ストライクゾーンの低い私に、こんなに長年付き合ってくれる友人というのは本当に有難い。

私の他愛もない話を、ウンウンと聞いてくれる彼女。

今年の私の誕生日付近は、彼女は忙しそうだった。てっきり子供が中学校に上がったので、塾やら何やらで忙しいのだろうと思っていた。父親も教育熱心な人だ。

すると、その頃に彼女のお兄さんが亡くなったと聞いた。

「え!?」

言いにくそうに話す彼女。

私も何と声をかけていいのか分からない。

お兄さんとは年が離れていて、ずっと他県で働いていたので出会ったことは無かった。

話に聞くだけだったお兄さん。

病気だったそうだ。

さみしそうな顔をする彼女に、やはりなんと声をかけていいのか分からない自分。

頭の中では、香典とかどうしたらいいんだろう?もう半年以上過ぎてしまっているけど渡した方がいいんだろうか?

とか考えがめぐり、彼女を慰める言葉一つかけてあげられなかった。

なんで気の利いたことが言えないんだろう私は。自分で自分が情けなくなった。

友人の身内が亡くなることは、最近ちょくちょくは起きている。

前は友人のお父さんが亡くなった。それも、しばらくたってから知らされた。その時も香典はどうしたらいいんだ!?とそっちが気になって、また気の利いた言葉をかけることが出来ていなかった。

学習しない私。

自分がその立場になった時、どう声をかけてもらいたいだろう。

正直まだピンとこない。

ましてや友人の兄となると、まだまだ若い。

人間いつ何が起こるか分からない。

友人は今年初めて人間ドックを受けるらしい。兄の死が影響しているのだろう。

それは良いことだね、とだけ言った。


人生何が起こるか分からないから、また旅行に一緒に行こう。と言い合った。

独身の頃は、二人で夏休みを合わせて海外へよく出かけた。無茶苦茶楽しい時間だった。

今は時間に追われる毎日。だけど子供が大きくなってきた分、手は離れてきた。その分お金はかかるようになってきたが・・

そろそろ自分時間を楽しむ事を、日常生活に少しづつ織り交ぜていきたい。



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