なんだか、最近疲れ気味。
ここんとこ、ずっと引きづっているような気がする。肉体的にも精神的にも。
そして長女のテストが返ってきた。
例によって
「最悪やった~!ヤバい」
もう何度そのセリフを聞いたことだろう。
さすがにうんざりしてきた。
高校受験が終わって、高校に入っての初めてのテスト。
公立高校に落ちて、その分私立で頑張ってくれるだろうと思っていた。
しかし長女は、ちっともそのことを気にしていないようだ。
授業料の事だって公立高校の何倍もかかる。
何度も言ったと思うのだが、ピンときてない様子。
私が働いたパート代全てが子供たちに、吸収される。
納得のいく形で吸収のされるのではなく、ただ単に本当にお金のみ吸収されるといった感じだ。
なにも身に付いていない。
子供たちのためになっているなぁ、と言うお金の使い方ならば惜しくない。
だけど、テスト結果をヘラヘラと面白おかしく話す長女に段々嫌気がさしてきた。もちろんテスト勉強もまともにしていない。
涙すら出そうになった。
慣れない高校生活で疲れていると言えば、それまでなのだが。
人の気も知らないで。
私が一生懸命働いているのは一体何のためなんだ?
くやしい。
疲れても、前のようにマッサージに行きたくても、ガマンしている。自分の事にお金を簡単に使えない。

もうテストの点を聞くことすら放棄した。
こんなことだったら、公立高校の第2希望を書くか、ランクを下げて第1希望を書けばよかったではないか!
どこへ行っても一緒だ!!わざわざ高い学費を払って私立に行く理由が分からない。
自分の中で封印していた気持ちがあふれ出す。
私の表情で察知したのか、長女は点数を告げなかった。
私も聞きたくなかった。
これは比べるものではないのだが、職場で一緒に仕事している人の娘さんは長女の第一希望の高校に合格した。
何気なしに会話していると、問題が分からなかったときなど真剣に取り組んでいると言う。何故そうなるのか?分かるまで突き詰めていく。
長女は分からないことがあると、すぐに放棄する。
その違いなのだろう。
そしてその子のテスト結果は上々。上位に食い込んだらしい。
なんだか切ない。
私はもう、その子を応援する気持ちしかない。
やはり育て方なのだろうか。
もうなんだかやる気が全然出てこない。
このまま無駄に高い授業料を支払い続けて3年間終わるのだろうか。
だったら、もう大学なんて行かなくてもいい。
安売りで買った夕食のスペアリブを、末っ子が
「ステーキや!ステーキや!」
と喜んで食べている。
それを見て、また涙が出そうになる。
「それ、ステーキちゃうで、スペアリブ。」
と説明する。
やはり庶民が私立高校など行かせるのではなかった。