落ちた後の試練


公立高校入試に落ちて、落ち込んで、落ち着いて。

ひと段落したと思った。

長女も気持ちを切り替えて、これからの新しい生活に胸を弾ませている。


入試結果が分かった後の、初めての職場。

なんとなくイヤだなぁと思いつつ行った。

受験生の親が結構多いからだ。

同じ高校を受けている人もいる。

その人には結果を一足先に知らせたのだが、他の人は恐らく知らない。できればその人から職場の人に言ってもらった方が気が楽だと思った。

この人には・・と思う人には、職場に行ってから聞かれる前に言った。

その中には自分の子供も受験を失敗したと言う人もいた。

その人に

「分かるで~気持ち。でも子供が行きたいっていう私立高校に行けるんやから、いいやん。」

と励まされた。

人間って共感されると本当に嬉しい。

気持ちを分かってくれる人がいるというのは、なんと有難いことか。

しかしそればっかりではない。

そんな事情を知らない人は、私の近くで合格した人に

「良かったなぁ~!!いいなぁ~!それでこれからはどうするん?説明会行くの?」

等など大きな声で話している。

事情を知っている少数の人は、あちゃ~と思って聞いているに違いない。

私、近くにおりますよ。


娘と同じ高校を受けて受かった人は職場で手放しで喜べないだろう。私に気を遣うからだ。それも申し訳ない。
気持ちよく高校の話をしたいだろう。

いたたまれなくなった。

別にこれでよかったと思っていたのに、なんなんだ?この複雑な気持ちは?

自分の中の汚い感情が、あふれ出そうな気持ちになる。

その子が受かったことを妬むとか、そんな気持ちは無い。

素直に良かったねって思う。

なのに、このモヤモヤ。

なんていう後遺症なんだ。

なんとか気持ちを仕事に向けて、コピーを職場の隅でとっていると、後ろから上司が

「どうでした?」

とニコニコ顔で聞いてきた。

「・・・。落ちちゃいました~(^^ゞ」

妙に明るく言った自分に驚いた。

すると、上司は”え!?”となる。まぁ、そうだわね。

そして軽いノリで今の気持ちを伝えた。

明るく伝えた方が、気持ちも幾分楽だった。

暗いことを暗く言っても負のスパイラル。

その上司は悪い人ではなく、悪気なく聞いたのだ。

そんなタイプの人だと分かっているので、自分もすんなりと答えられたのだと思う。

この繰り返しで徐々に強くなってくんだろうなぁ。


家に帰って夫に話すと、自分の席の前も受験生の親がいて、そんな状況になったと言う。夫もめずらしくいたたまれない気持ちになったようだ。

頭では、生きるか死ぬかの問題ではない。長い人生の一部分だ!と思ったりするのだけれど、なぜか引っかかってしまう。

まだまだ修行が足りないのかな?

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