長男の部活のユニフォーム。
10年以上ぶりに連絡を取ってきた人に譲ってほしいと言われている。
仲のいい人ならまだしも、そんなに交流もない人だ。
保育所の体操服も当時そんなに面識があるわけでもないのに、連絡をよこしてきて欲しいと言われた。
微妙な気持ちながら体操服をあげた。その代わりか、その人の上の子のおさがりをあげるよと言われた。
待ってたが、結局届かなかった。
そして10年以上が経つ。
今度は長男の部活のユニフォームが欲しいという。
連絡をよこした時点で、なんとなく察しはついていはいたが、やっぱりか。
となんとなく、イヤな気持ちになる。
結局まだ連絡は返していない。
そして長男の試合を久々に見に行く機会。
頑張っている。
最初の頃から、だいぶ上達したなぁと感慨深い。
頑張った証としてあるそのユニフォーム。それを、交流のないその人にあげてしまうのか。
とまた微妙な気持ちになる。
使うかと言われたら、分からない。
どっちかと言うと使わない率の方が高いのも分かっている。
高校で同じ部活に入ったとして、どうだろう。
しかし、長女の部活のそれも思いでBOXに残されており、時々それを開いた時に当時活躍していた姿が鮮明に思い出される。
ただその為に残しておきたいと思ったり。
ワガママだろうか。
長男に聞くと、あげていいと言われた。
だけど試合後、やはり全部はあげず一つくらいは残しておいてと言われる。
本人も3年間の頑張りが詰まったユニフォームをあっさり手放すのは簡単には出来ないのだろう。
この週末には返事を返そうとは思っているのだが、なんだか気が重い。