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実家の父。


実家へ子供を連れて行った。子供だけお泊りだ。

久々の実家に末っ子のテンションは上がる。

長女も落ち着いた様子で過ごす。

私はちょうどオリンピックの開会式が始まるところだったので、それを見てから家に帰る予定にしていた。

長男は塾や部活のため、お泊りは断念。

夜も塾の迎えに行かねばならなかった。

オリンピック。

結局やるのね。いろいろ言われているが。

私は、どちらかというと賛成派だ。

なにもかもを我慢してしまうと、それはそれで副作用がでる。

ある程度は、ゆるいところがあってもいいのではないかと思う。

開会式はダンスやら歌やら。

長い。

いつになったら選手は登場するのだろう。もう開会式が始まって30分が過ぎようとしているのに、一向に選手登場までたどり着かない。

いや、どんだけ?

しびれを切らせて、長女と末っ子を親に任せて家路につく。

家に帰ってテレビをつけると、やっと選手が登場していた。

しかも、それも長い。

滅多にない事だからと、テレビを見ていたが、いよいよ飽きてしまい結局最後まで見ていない。

実家に帰るとホッとするのだが、子供たちの成績の話となった。

父は耳が悪いので、声が大きい。

長女の進路先の話になった時、

「ワシは身内やからいうけどなぁ、他人やったら言うてくれへんで~。」

と赤ら顔で話し始めた。

長女の成績が振るわないのは前に言っていたのだが。

関西の有名私立大に指定校もあるし、と入学当初高をくくっていた。

それを持ち出して言うのだ。

「〇〇高校に落ちたもんが、〇〇大学行けると思うか~!」

思わず、私の血の気が引いた。

長女は隣の部屋にいるのだ。

焦って人差し指でバッテンを作って父に示した。

母も長女のが情緒不安定なのを知っているので、同じように父にシィー!と止めに入った。

なんてことを言ってくれるのだ、ようやく落ち着いてきた長女がまた元に戻ったらどうするんだ!?

父は、2人に止めに入られたことが気に入らない。

不機嫌に口を閉じた。

それにしても、身内だから何を言ってもいいという訳ではない。

〇〇高校に落ちたら〇〇大学に受からないという決まりなどないのだ。

現に今の高校では〇〇大学に進学してる子は沢山いる。

鼻紙をその辺に置いていた長女に対して、親が親なら子も子やと言いながら、部屋を出た父だが。

私の親はあなたですからね。と心の中でつぶやく。

そもそも父は高校入試もランクを一つ落として受けろと一貫して言っていた。

結局失敗したので、ほれみたことかと、それが気に入らなかったのだろう。

でも私はチャレンジしてほしかった。

高校だけでなく、人生においてチャレンジしていってほしい。

今思うとそれは親の欲目であったのかもしれないと思う。

長女もそれにこたえようと必死だった。

結果はどうであれ、過程は大事だと思う。

将来、学校の先生もいいなぁと長女が言っていたことがあると話すと、父は

「あかん、あかん、先生なんか。どんだけサービス残業せなアカンねん。変な親も一杯おるし。」

と鼻から否定。

母も、加勢し

「ホンマや~大変な仕事やし、やめときー!」

2人して先生を全否定。

あぁ、そうだった。

私はそうやって育てられた。

事あるごとに否定されことを思い出す。

もしかしたら、だからこそ私は、長女にはチャレンジしてほしい。

そう思ったのかもしれない。

私のようにではなく、チャレンジする人生。

でも、それは結局、親が私にしてきたことと変わらない。

自発的にしなければ、結局一緒なのだ。

自分の思うように動かなければ。

そんなことを思いながらも、いつまでも親に頼っている自分。

今は2人とも元気だが、そうでなくなった時。

私はちゃんと2人を見ることが出来るのだろうかと思う。

そんな弱気な自分に腹が立つ自分がいたりして、昔とは自分の考えがずいぶん変わってきたなと感じる。

これだけやってもらってきたのだから、返すのは当たり前。

昔は自信満々にそう思っていた。

が、気持ちも変わるし、考え方も変わる。

悪いように考えるのではなく、発展的に物事をとらえるように考えなければならないと感じるようになったのは、ちょっとでも成長してる?のだろうか。

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