子宮がん検診におもうこと。


やっと重い腰をあげて、子宮がん検診へと行ってきた。

本来ならば去年、行く予定にしていた。

なんやかんやと忙しない時期だったこともあり、延ばし延ばしにしていた。

だけど、こないだ友人に会ったときに健康診断の話になった。ひっかかったのをそのままにしていて、亡くなった人がいたと言う。

それは怖い。

そういえば、かの小林麻央さんも健診を先延ばしにしていたということを思い出した。

今日は予定がない。

行っておこう。

婦人科は、やはり緊張する。

できれば行きたくない。

だけど行ってしまえばこっちのもの。

混んでいるかと思った病院もそうでもなかった。

少子化の影響だろうか。

診察室に通され、ズボンを脱ぐときいつも思う。

これは靴下も脱いだ方がよいのだろうか?

子供を3人も産んでおいて、毎回この疑問に突き当たるのだ。

普通ははいていようが、はいていまいが診察には特段影響はなさそうなのだが。

今回は寒かったので履いたまま臨むことにした。


そしてあの診察台に乗るとき、一瞬戸惑う。

これ、どうやって乗ります?

前はたしか足をのせる部分が、こんなに開いてませんでしたよね?

と思いつつも、こうだろうとエイッと軽く飛び乗る。


看護師さんが後は台を動かすボタンを押す。


(なんだかなぁ・・)

やっぱり、イヤだわ。

そしてカーテンが引かれる。

これによって、緊張は若干安らぐのだが。

先生が来たことで、また緊張が走る。

「ハイ、機械入れますね~」

あっさりと言うが、こちらはドキドキだ。

痛くなかろうか?

子宮がん検診のため、細胞を取るのかな?多少ゴイゴイとされる。

その違和感をグッと堪える。

「ハイ、終わりましたよ~。」

ホッとする。

思ったより早かったな。

「あ、念のため、奥の方も見ときますね~」

(奥!?)

お、奥って何!?

新パターンだ。こんなこと言われたの初めて・・何をされるんだ!?

痛いのか!?


安心したと思ったら、またしても緊張が走る。

どうやら子宮を映像に映して見せてくれているようだ。

「ハイ、きれいですね~。あ、排卵が始まりそうですね。今夜かな?明日かな。」

台の上で映像を見ながら、不思議な気分になった。

排卵

私には、もう無関係な言葉に聞こえた。

それが、私の体に排卵が起きようとしていると。

なんだか、女としての機能を果たしてないと思っていたのに、急にそんなことを言われても・・

夫からも、全く女として見られていないし、排卵なんて・・・

私、女なんだ。

なんとなく、切なくなった。

診察が終わり、先生の話を聞いた。

末っ子を産むときに通っていた産院なので、先生の顔も知っている。なんというか、お上品なと言うか悪く言えばお高くとまった風のイメージの先生だった。

だけど、今日は妙に丁寧で

「聞きたいことはありますか?」

と優しく聞いてくれた。

「はぁ・・」

特段何もなかったので、そう言ったのだが。

「他に何か気になることはありませんか?」

と。

・・・じゃあ

「生理の周期が短くなってきて・・もう上がるんでしょうか?」

と聞いてみた。

すると先生はハハハと笑って。

「まだですねぇ。30、40、50歳となるにしたがって周期も短くなるし、量も減ってきますから。」

と教えてくれた。

えらく丁寧だったなぁ。産科でかかっていた時よりも、印象が良くなった。その時の私の気の持ちようにもよるのだろう。今の私には、あの先生はぴったりときたようだ。

そう思いながら診察室をでる。

そして、待合室で待っている間、なにか泣きそうになった。

排卵。

ゴメンやけど、私にそれが起きたところでもう何もないのよ・・

体だけは女のままなのだ。

そう思うと、やっぱり涙が出そうになる。

失敗した。

先生にこう聞くべきだった。

「毎晩悲しくなって、寝る前に泣くんですけど。これは更年期なのでしょうか?」

公式サイトはこちら

にほんブログ村 にほんブログ村へ


にほんブログ村